ひどい脱毛で落ち込む
産後、鏡を見るたびに増える抜け毛にショックを受けたこと、ありませんか?
私も例外ではなく、髪を触るたびに抜ける量に落ち込みました。
特に2人目の出産後の抜け毛はひどくて、脱毛症と診断できるレベルでした。
わたしの場合は、生え際がごっそり後退・・・もみあげもなくなってしまいました。
前髪で隠していましたが、家族や身近な人からは抜け毛を心配されていました。急に老化した印象をもたれるのです…それも悲しかった。
直視したくなくて、できるだけ写真に映らないようにして過ごしていました。
なぜ抜ける?
- 産後の抜け毛の原因の大きな要因は、ホルモンバランスの変化(妊娠中のエストロゲン増加と産後の急減)です。
- そして、ストレスや睡眠不足とも関係があります。赤ちゃんに3時間ごとに授乳したりお世話をしていると、連続して2時間以上眠れない1年間を過ごしていたことも大きな要因。そして、時代はコロナ禍。自宅に引きこもり続きのストレスもあったと思います。
- 栄養不足や血流の悪化:産後に増えていた体重を落としたい、そして授乳のために和食中心でカロリーを抑えていたことも要因だったかもしれません。出産で13キロ増えマックス60キロオーバーだったときから半年で45キロに体重減少したので、栄養が足りていなかったかもしれません。
試した対策と具体的な感想
(1) シャンプー
- 特定の成分にこだわったものを試してみた
- 一時的に効果があると感じたけれど、それだけでは根本解決にはならないと気づきました。
(2) 皮膚科にいく
通っていた美容院で相談したところ、皮膚科にいくことを勧められました。
近所の皮膚科にいって処方薬をもらい、頭皮に塗り始めました。
3ヶ月くらい塗っていましたが、頭皮が赤くなったり湿疹ができてしまい、薬の副作用のほうが強かったためやめました。
その塗り薬では生えた実感はもてないままでした。
(3)アレルギー専門医院を受診
もともとたくさんのアレルギーをもっているわたしには主治医がいます。子どもが保育園にいくためにアレルギー診断書をもらうために受診したついでに、自分もみてもらいました。
抜け毛とアレルギーは関係ないと思ってたので、それまでの受診の時には話していなかったのですが、たまたま「いま抜け毛に困っていて」とふと漏らしたときに、主治医から栄養素が足りていない可能性があるからと血液検査をすることになりました。
その結果、亜鉛が不足していることがわかり、亜鉛を処方してもらいました。これを服薬することで、急に細い毛がブツブツと生えてくるようになりました。
まるで砂漠に小さな双葉が咲いていくような、そんな生え方から始まっていきました。ですので、生え際がある程度埋まるまでに2年ほどかかりました。
抜け毛には亜鉛が良いというのはよく聞くと思いますが、わたしにも効きました。
一方で、亜鉛を取りすぎると鉄分の吸収が悪くなってしまうので、量は慎重に調整する必要があることを主治医からききました。
ですので、単に亜鉛サプリを飲めばよいということではなくて、自分の身体にあった量を適切に接種することが必要です。
健康度を高める重要性に気づいた理由
抜け毛対策を進める中で、自分の体調や自分に合った栄養バランスを理解することが大切だと実感しました。産後の身体は髪だけでなく、全体の健康状態が密接に関係しています。体調を整えることが髪の健康にもつながると学びました。
抜け毛は簡単、生やすのは難しいと実感した瞬間
髪が抜けるのは一瞬でも、新たに髪を育てるには時間がかかります。焦点を抜け毛に当てすぎて「健康な髪を育てる」ことを忘れていたことに気づきました。髪の再生は一朝一夕ではなく、小さな積み重ねが重要です。
今からできる!自分の身体を知る習慣
健康な髪と身体を目指すために、以下の習慣を始めてみましょう:目新しいことはないかもしれませんが、この当たり前を改めて取り組むことが重要です。
- 睡眠: 質の良い睡眠を確保。
- 食事: 自分に合ったバランスの取れた栄養摂取。
- 運動: 血流を良くするための適度な運動。
- ストレス管理: リラクゼーションや趣味で心を落ち着ける。
自分を知って自分を大切にすることが最善のケア
産後の抜け毛は珍しいことではありません。一歩ずつ健康を大切にすることで、前向きに乗り越えられます。髪も健康も、自分の身体と向き合うことで少しずつ変わっていくはずです。
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